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Le vent du Marseille

風のように、気の向くまま…

Sinner

心の琴線に触れるたび

 

それは直ぐに罪の意識へと変わる

 

それは、罪と呼ばれるものでは決してないものが故に

己で責め続けるだけ、終わることがない。

 

それは決して上書きなどされず、積み重なっていくばかり。

削除されることはない。

 

耳に焼き付き、目に焼き付き、離れることはない

触れることも叶わなかったのに・・・

 

齢を重ねていくと、背負うものが増えていくのは生きている証だが

 

それが辛いと投げ出すことは、全てを投げ出すことになり

全てから逃げられることでもあり

 

そして

 

罪悪感を生むもとになった、素晴らしい想いも失うということと引き換えに

 

逃げない選択肢を選んだのは、

その想いが消えてしまうほどなら

棘の道のほうが、

 

生きていればきっと、という

 

望みが聴こえる、貝殻を砂浜で探し続けるほうが、

ゼロよりは遥かに「1」に近い。

 

鎖でつながれた罪人はどこを彷徨うのか・・・